格安SIMを検討する際、イオンモバイルと楽天モバイルはどちらも人気の選択肢です。結論から言うと、基本料金だけなら月40GBまではイオンモバイルのほうが安いか同額で、40GBを超えて使う人は「20GB超はいくら使っても月3,278円(税込)」の楽天モバイルが有利です。ただし、電話をよくかける人や、月によって使う量が大きく変わる人は、通話無料・使った分だけの料金という楽天モバイルの仕組みも考えに入れて選ぶのがおすすめです。本記事では料金・サポート体制・乗り換え特典の3つの観点から両社を比較し、どちらが自分に合うかを判断できるようにまとめました。
イオンモバイルと楽天モバイルの基本料金を比較
イオンモバイルは、0.5GBから200GBまでの容量から自分で選ぶ方式です。一方、楽天モバイル(Rakuten最強プラン)も定額制ではなく、使ったデータ量に応じて月額が自動で変わる段階制で、3GBまで1,078円(税込)、3GB超〜20GBまで2,178円(税込)、20GB超はいくら使っても3,278円(税込)で無制限という仕組みです。この「使った分だけ上がり、上限が決まっている」構造が、どちらがお得かを決める最大のポイントになります。
データ容量別の料金プラン
イオンモバイルの音声プランは、1GBで858円、3GBで1,078円、10GBで1,848円、20GBで1,958円、30GBで2,508円、50GBで3,608円(いずれも税込)と、選んだ容量に応じて料金が決まります。一方、楽天モバイルは前述のとおり3GBまで1,078円(税込)、20GBまで2,178円(税込)、20GB超は3,278円(税込)で上限となり、それ以上はどれだけ使っても料金が変わりません。最新の料金プランの詳細は公式の料金プランページで確認できます。
| 項目 | イオンモバイル | 楽天モバイル |
|---|---|---|
| 回線 | docomo回線・au回線 | 楽天回線(自社回線・パートナー回線) |
| 月額料金(音声通話付き) | 1GB 858円/3GB 1,078円/20GB 1,958円/50GB 3,608円など(税込) | 〜3GB 1,078円/〜20GB 2,178円/20GB超〜無制限 3,278円(すべて税込) |
| データ容量 | 0.5GB〜200GBから選ぶ(使い切ると低速) | 使った分だけ変動。20GB超は無制限 |
| 通話料 | 30秒11円、かけ放題オプション追加可 | Rakuten Linkアプリ利用で国内通話無料(一部番号除く) |
| サポート窓口 | 全国のイオン店舗で対面サポート | 楽天モバイルショップ+チャット・電話サポート |
| 乗り換え特典 | 不定期のキャンペーンあり | 社員紹介で最大14,000ポイント進呈 |
| 海外利用 | オプション契約が必要な場合あり | 対象国・地域で月2GBまで追加料金なしで利用可能(超過後は低速) |
月のデータ量ごとの細かい比較は、次の早見表にまとめました。
月のデータ量別|どっちが安い?早見表
「何GB使う人ならどっちが安いか」を、月のデータ量ごとに並べました。イオンモバイルは、その月に使う量が収まるいちばん小さい容量の音声プランを選んだ場合で比べています。
▲ 安いほうの目安(幅は実際のGB数の比率ではありません)
| 月のデータ量 | イオンモバイル(音声プラン) | 楽天モバイル | 安いほう |
|---|---|---|---|
| 〜1GB | 858円(1GB) | 1,078円 | イオンが220円安い |
| 1GB超〜2GB | 968円(2GB) | 1,078円 | イオンが110円安い |
| 2GB超〜3GB | 1,078円(3GB) | 1,078円 | 同額 |
| 3GB超〜5GB | 1,188〜1,298円(4〜5GB) | 2,178円 | イオンが880〜990円安い |
| 5GB超〜10GB | 1,408〜1,848円(6〜10GB) | 2,178円 | イオンが330〜770円安い |
| 10GB超〜20GB | 1,958円(20GB) | 2,178円 | イオンが220円安い |
| 20GB超〜30GB | 2,508円(30GB) | 3,278円 | イオンが770円安い |
| 30GB超〜40GB | 3,058円(40GB) | 3,278円 | イオンが220円安い |
| 40GB超〜50GB | 3,608円(50GB) | 3,278円 | 楽天が330円安い |
| 50GB超 | 4,158円〜(60GB〜) | 3,278円(無制限) | 楽天が880円以上安い |
※料金はいずれも税込の月額基本料金(2026年10月8日時点の各社公式サイト)。イオンモバイルは音声プランの料金で、60歳以上向けの「やさしいプラン」、イオンゴールドカード割、かけ放題などのオプションは含みません。通話料は別です。
基本料金だけで見ると、月40GBまではイオンモバイルのほうが安いか同額で、楽天モバイルが安くなるのは40GBを超えて使う人です。特に3GB超〜10GBあたりは差が大きく、月に数百円〜1,000円近くイオンモバイルが安くなります。
ただし、比べるときは次の違いも押さえておきましょう。
- 容量の決め方:イオンモバイルは容量を先に選ぶ方式で、選んだ容量を使い切ると低速になります。月によって使う量が大きく変わる人は、多めの容量を選ぶ必要があります。楽天モバイルは使った量に応じて料金が自動で決まるため、少ない月は安く、多い月も3,278円で止まります。
- 通話料:イオンモバイルは30秒11円(かけ放題はオプション)、楽天モバイルはRakuten Linkを使えば国内通話が無料です(一部の番号を除く)。電話をよくかける人は、その分も合わせて比べると差が縮まったり逆転したりします。
- 乗り換え特典:楽天モバイルは社員紹介経由でMNPなら14,000ポイント(期間限定ポイント)を受け取れます。
ほかの格安SIMとの比較はmineoと楽天モバイルの比較記事でも扱っています。
サポート体制の違いを徹底比較
サポート体制で見ると、イオンモバイルは全国のイオン店舗での対面サポートが強みで、楽天モバイルはオンライン完結型のサポートとショップ対応を併用しているのが特徴です。どちらが使いやすいかは、対面での相談を重視するか、オンラインで手早く解決したいかによって変わります。
店舗サポートとオンラインサポート
イオンモバイルはイオンの店舗網を活かし、買い物のついでに契約手続きや相談ができる点が支持されています。一方、楽天モバイルは楽天モバイルショップのほか、チャットサポートや電話サポートを整えており、契約内容の確認や請求明細のチェックはブラウザ版のmy 楽天モバイル(my.rakuten.co.jp)、もしくはRakuten Linkアプリから行えます(従来のmy 楽天モバイルアプリは2026年8月5日に提供終了し、Rakuten Linkアプリへ統合されています)。通話まわりの設定や詳しい使い方はRakuten Linkアプリの紹介ページで確認できます。
対面でじっくり相談したい人はイオンモバイル、オンラインでスピーディーに手続きを済ませたい人は楽天モバイルが向いていると言えるでしょう。なお、サービスエリアについては地域によって状況が異なるため、契約前に公式サービスエリアマップで自宅や職場周辺の電波状況を確認しておくと安心です。
どんな人にどちらが向いているか
結論として、基本料金を少しでも抑えたい・店舗サポートを重視する人はイオンモバイル、月40GBを超えて使う人や、電話をよくかける人、オンライン手続きで完結させたい人は楽天モバイルが向いています。
動画やテザリングで月40GB以上使う人、Rakuten Linkで電話をよくかける人、海外出張や旅行が多い人は、20GB超でも3,278円(税込)で無制限になり、海外ローミングも対象国・地域なら月2GBまで追加料金なしで使える楽天モバイルの恩恵を受けやすいでしょう。逆に、毎月の使う量がだいたい決まっていて40GBまでに収まる人、対面でのサポートを重視したい人にはイオンモバイルが合っています。
なお楽天モバイルは、2025年4月1日以降に申し込んだ回線を1年以内に解約する場合、最大1,078円(税込)の解約手数料がかかります(1年経過後は無料)。短期での乗り換えを前提にする場合は覚えておきましょう。
楽天モバイルをお得に申し込む方法
楽天モバイルへの乗り換えを検討するなら、社員紹介キャンペーン経由での申し込みがお得です。社員紹介リンクから申し込むと、MNP(乗り換え)なら14,000ポイント、新規申込みなら13,000ポイントが進呈されます。これは通常の友達紹介キャンペーン(MNP13,000ポイント・新規12,000ポイント)よりも、それぞれ1,000ポイント多い内容です。
ポイントは紹介リンクにログインした月の4ヶ月後から3ヶ月間に分割して進呈される仕組みです(MNPの場合は5,000pt・5,000pt・4,000pt、新規の場合は5,000pt・4,000pt・4,000pt)。付与されるのは期間限定ポイントで、有効期限は進呈日を含めて6カ月と短めに設定されている点には注意が必要です。
この社員紹介キャンペーンは最大5回線まで対象で、さらに再契約や2回線目の契約も特典の対象になる点が通常の友達紹介キャンペーンとの大きな違いです。家族で複数回線を契約する場合や、以前解約した楽天モバイルに戻る場合でも恩恵を受けられます。
なお、2026年3月2日以降に申し込む場合は、Rakuten Linkアプリで10秒以上の通話を行うことが条件になります(データタイプの契約は通話条件の対象外です)。申し込み手続きの流れはお申し込み方法のページで事前に確認しておくとスムーズです。また、申し込み時に必要な書類は本人確認書類の案内ページで事前にチェックしておきましょう。
これから楽天モバイルへの乗り換えや新規契約を検討している人は、社員紹介リンクから申し込むことで、通常より多くのポイントを受け取れる可能性があります。20GB超でも月3,278円(税込)で無制限という料金の分かりやすさに加え、乗り換え特典も活用できるのは大きなメリットです。
よくある質問
Q. イオンモバイルと楽天モバイルはどちらが安いですか
A. 基本料金だけで比べると、月40GBまではイオンモバイルのほうが安いか同額(2〜3GBは同額)で、40GBを超えて使うなら上限3,278円(税込)でデータ無制限の楽天モバイルのほうが安くなります。電話をよくかける人は、Rakuten Linkで国内通話が無料になる楽天モバイルとの差が縮まります。
Q. 楽天モバイルの料金は毎月定額ですか
A. 定額ではなく、使ったデータ量に応じて変わる段階制です。3GBまで1,078円、3GB超〜20GBまで2,178円、20GB超は3,278円(いずれも税込)が上限で、それ以上使っても料金は上がりません。
Q. 楽天モバイルのサポートは実店舗でも受けられますか
A. はい。全国の楽天モバイルショップに加え、チャットサポートや電話サポートも利用できます。ただし店舗数は地域によってイオンモバイルの取扱店舗より少ない場合があります。
Q. 楽天モバイルの社員紹介キャンペーンとは何ですか
A. 社員紹介リンク経由で申し込むと、MNP(乗り換え)で14,000ポイント、新規申込みで13,000ポイントが進呈される特典です。通常の紹介キャンペーン(MNP13,000ポイント・新規12,000ポイント)よりそれぞれ1,000ポイント多く、再契約や2回線目も対象になります。
Q. ポイントはいつ、どのように付与されますか
A. 紹介リンクにログインした月の4ヶ月後から3ヶ月間に分割して進呈されます。付与されるのは期間限定ポイントで、有効期限は進呈日を含めて6カ月のため、期限内に使い切る必要があります。
Q. 2026年3月以降に申し込む場合、注意点はありますか
A. 2026年3月2日以降の申込みでは、Rakuten Linkアプリで10秒以上の通話を行うことが条件になります(データタイプは通話条件の対象外です)。