楽天モバイルが「圏外ゼロ」を実現する衛星通信サービスを2026年内に開始します。市販のスマートフォンがそのまま使え、山間部や離島でもつながるこの新サービスは、携帯通信の常識を大きく変えるものです。
この記事では、「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」のサービス概要から技術仕様、2026年6月の最新ニュース、競合との比較までを網羅的に解説します。
楽天モバイル衛星通信サービスの概要
正式名称と基本情報
楽天モバイルの衛星通信サービスの正式名称は「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」です。米国のAST SpaceMobile社と楽天モバイルの共同サービスとして提供されます。
サービス開始時期は2026年第4四半期(10〜12月)が予定されています。
最大の特徴は、市販のスマートフォンがそのまま利用できる点です。衛星通信と聞くと専用端末が必要なイメージがありますが、このサービスではLTE周波数(プラチナバンド)を使用するため、衛星専用周波数も専用端末も不要です。ユーザーは普段と変わらない操作感で、衛星通信を意識することなくシームレスに通信できます。
なぜ圏外がなくなるのか
楽天モバイルのエリアマップによると、現在の人口カバー率は99.9%に達しています。しかし、山間部や離島、地下などではまだ圏外になるエリアが残っています。
衛星通信サービスが始まれば、地上の基地局が届かないエリアでも低軌道衛星経由で通信が可能になります。さらに、屋内の電波が弱い場所では楽天Casa(フェムトセル)との併用で補完でき、あらゆる場所での「圏外ゼロ」が現実味を帯びてきました。
BlueBird衛星の技術仕様と打ち上げ状況
巨大アンテナで大容量通信を実現
AST SpaceMobileが開発するBlueBird衛星は、223平方メートルの巨大アンテナを展開し、低軌道(高度数百km)を周回します。約50基で地球全体をカバーする計画で、ビデオ通話や動画視聴にも対応する大容量通信が可能です。
2026年6月17日:初の3機スタック打ち上げ成功
2026年6月17日、SpaceXのFalcon 9ロケットによりBlueBird 8・9・10の3機が1回の打ち上げで軌道投入されました。これは初めての3機スタック打ち上げであり、衛星網の構築スピードが加速していることを示しています。
AST SpaceMobileは2026年までに45〜60機を軌道投入する資金計画を確定しており、サービス開始に向けた衛星コンステレーション(衛星群)の整備が着実に進んでいます。
日本国内での実証実験
2025年4月には、日本国内で初めて低軌道衛星と市販スマートフォンの直接通信試験によるビデオ通話に成功しました。専用端末なしでビデオ通話が成立した事実は、このサービスが「テキストだけ送れる」レベルにとどまらない実用的な通信品質を備えていることを証明しています。
【2026年6月最新】合弁会社設立と経済安全保障
楽天グループがAST SpaceMobileと合弁会社を設立へ
2026年6月24日の報道によると、楽天グループはAST SpaceMobileと合弁会社を設立する計画を発表しました。この合弁会社は楽天モバイルの子会社として位置づけられ、独自の低軌道衛星通信網を構築する計画です。
この動きの背景には、総務省が進める「最大1,500億円規模の補助事業」の獲得があります。
スターリンク依存からの脱却
現在、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの大手3社は、いずれもスペースXのスターリンクに依存しています。楽天モバイルが独自パートナーシップで合弁会社まで設立する動きは、経済安全保障上の観点からも注目されています。スターリンク一極集中のリスクを分散する意味でも重要な一手です。
競合キャリアとの衛星通信サービス比較
各キャリアの衛星通信への取り組みを比較すると、楽天モバイルの独自性が際立ちます。
| 項目 | 楽天モバイル | ドコモ・au・ソフトバンク |
|---|---|---|
| パートナー | AST SpaceMobile | スペースX(スターリンク) |
| 通信方式 | LTE周波数(プラチナバンド) | スターリンク Direct to Cell |
| 通信品質 | ビデオ通話・動画視聴対応 | テキスト中心 |
| 専用端末 | 不要(市販スマホ対応) | 不要 |
| 独自衛星網 | 合弁会社で構築予定 | スペースX依存 |
最も大きな違いは通信品質です。スターリンクのDirect to Cell技術はテキストメッセージの送受信が中心ですが、AST SpaceMobileのBlueBird衛星は223平方メートルの大型アンテナにより、ビデオ通話やYouTube視聴も可能な大容量通信に対応しています。
楽天モバイルの今後のエリア戦略
地上+衛星+屋内の3層カバー
楽天モバイルのエリア戦略は、3つの層で構成されています。
- 地上基地局: 人口カバー率99.9%を達成済み
- 衛星通信: 山間部・離島・海上など地上基地局が届かないエリアをカバー
- 楽天Casa(フェムトセル): 屋内・地下の電波が弱い場所を補完
この3層構造により、日本国内のあらゆる場所で安定した通信環境を提供する「圏外ゼロ」が実現に向かっています。
月額料金はそのまま
楽天モバイルの最強プランは、データ使用量に応じた段階制で月額最大3,278円(税込)です。衛星通信が追加されても、既存プランのまま恩恵を受けられる見通しで、データ無制限3,278円(税込)の価格競争力がさらに高まります。
よくある質問
Q. 楽天モバイルの衛星通信サービスはいつ始まりますか?
A. 「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」は2026年第4四半期(10〜12月)にサービス開始予定です。
Q. 衛星通信を使うのに専用端末は必要ですか?
A. 専用端末は不要です。LTE周波数(プラチナバンド)を使用するため、市販のスマートフォンがそのまま利用できます。
Q. 衛星通信でビデオ通話やYouTube視聴はできますか?
A. AST SpaceMobileの衛星は223平方メートルの大型アンテナを搭載しており、テキスト中心のスターリンクと異なり、ビデオ通話やYouTube視聴にも対応できる大容量通信が可能です。
Q. 楽天モバイルの衛星通信と他社のスターリンクは何が違いますか?
A. ドコモ・au・ソフトバンクの3社はスペースXのスターリンクを利用していますが、楽天モバイルはAST SpaceMobileと独自パートナーシップを組んでいます。スターリンクはテキスト中心なのに対し、AST SpaceMobileはビデオ通話や動画視聴にも対応できる大容量通信が特徴です。
Q. 楽天モバイルに今から申し込むメリットはありますか?
A. 社員紹介リンク経由で申し込むと、MNP乗り換えで14,000ポイント、新規申込みで11,000ポイントを受け取れます。通常キャンペーンより1,000ポイント多く、再契約・2回線目も対象です。衛星通信サービスの開始前に契約しておけば、追加料金なしで圏外ゼロの恩恵を受けられる可能性があります。
衛星通信時代に備えて楽天モバイルを始めるなら今がチャンス
2026年内に衛星通信サービスが開始されれば、楽天モバイルユーザーは追加手続きなしで「圏外ゼロ」の恩恵を受けられる見込みです。今のうちに契約しておけば、サービス開始と同時にシームレスに利用を開始できます。
楽天モバイルに申し込むなら、社員紹介リンク経由が最もお得です。
- MNP(乗り換え): 14,000ポイント(通常キャンペーンは13,000pt)
- 新規申込み: 11,000ポイント(通常キャンペーンは10,000pt)
- 再契約・2回線目も対象(社員紹介限定の特典)
ポイントは期間限定ポイントとして、紹介ログイン月の4ヶ月後から3ヶ月間に分割で進呈されます。2026年3月2日以降の申込みでは、Rakuten Linkアプリで10秒以上の通話が条件となります。
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