楽天モバイルをデュアルSIMで使う意味とは
楽天モバイルをデュアルSIM構成のサブ回線として加えると、データ無制限でも月3,278円(税込)という手頃な料金でデータ通信環境を確保しながら、メインキャリアの料金プランを大幅に圧縮できます。 1枚のスマートフォンで2つのSIMを同時に運用するデュアルSIMは、単なる2台持ちとは異なり、荷物が増えず管理もシンプルです。
メインキャリアを高額プランのまま維持しつつ、データ通信の多くを楽天モバイルに任せるというアプローチは、2026年時点でスマートフォンユーザーの間で広まっています。本記事では、デュアルSIMの基本設定から実践的な使い分け方、さらにお得な申込み方法まで体系的に解説します。
デュアルSIMの基本:物理SIMとeSIMの違い
デュアルSIMを実現する方法は、物理SIM(nanoSIM)とeSIMの2種類があります。 楽天モバイルはどちらにも対応しており、スマートフォンの構成に合わせて選択できます。
物理SIM(nanoSIM)
従来のカード型SIMです。SIMスロットが2つあるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)対応端末であれば、メインSIMと楽天モバイルのSIMを同時に挿入して運用できます。
eSIM(埋め込み型SIM)
端末に内蔵された仮想SIMです。スロットを物理的に占有しないため、物理SIMスロットが1枚のみの端末でも、eSIMスロットが搭載されていればデュアルSIM構成を実現できます。楽天モバイルでeSIMを選ぶと、申込みから開通まで最短数分で完了するのも利点のひとつです。
ポイント: iPhoneはiPhone XS/XR以降、多くのAndroid端末もeSIMに対応しています。端末のスペックシートで「eSIM対応」を確認してから申し込むと確実です。
メインSIMと楽天モバイルの使い分けパターン
デュアルSIMの活用法は「データ通信を楽天に集約」「通話はメイン・データは楽天」など複数のパターンがあり、目的に応じて設定を変えることが重要です。
パターン①:データ通信を楽天モバイルに集約してメインを節約
最も一般的な使い方です。楽天モバイルの料金プラン「Rakuten最強プラン」は、データ利用量に応じた3段階制(〜3GB:1,078円、3〜20GB:2,178円、20GB〜無制限:3,278円/いずれも税込)のため、メインキャリアを最低限のプランに下げてデータをほぼ使わなくする構成です。データ通信を楽天モバイル側に集約すれば、無制限利用でも月3,278円(税込)に収まります(公式料金ページ)。
たとえば、大手キャリアの音声通話専用プランや最低限のデータプランと組み合わせれば、電話番号はそのままに通信費の合計を大きく抑えられます。
パターン②:通話はメイン・データと通話は楽天で分ける
着信が重要な番号(仕事用など)をメインSIMに残しつつ、発信や通話コストが気になる用途ではRakuten Linkアプリを使って楽天モバイルから発信する方法です。Rakuten Linkアプリを経由すれば国内通話を無料で利用できます(2026年3月2日以降の申込みはRakuten Linkアプリで10秒以上の通話が申込み特典の適用条件にもなっています)。Rakuten Linkアプリの具体的な使い方や無料通話を活用するコツについては、Rakuten Linkアプリの使い方・無料通話を徹底活用する術|楽天モバイルをもっとお得に使う方法も参考にしてみてください。
仕事とプライベートで番号を完全に分けたい方には、【2026年版】楽天モバイルを仕事用サブ回線に!2台持ち・デュアルSIMで賢く使い分ける完全ガイドも参考になります。
パターン③:旅行・外出時のバックアップ回線として活用
メインキャリアの電波が届きにくい場所では楽天モバイルに切り替えるという使い方です。エリアの詳細は公式サービスエリアマップで確認できます。楽天モバイルの最新のエリア拡大状況については、【2026年版】楽天モバイル エリア拡大で人口カバー率99.9%達成|地下・屋内もつながる最新状況を徹底解説も参考にしてみてください。また楽天モバイルは海外ローミングにも対応しており、渡航先での一時的なデータ通信用としても機能します(海外ローミング詳細)。
パターン④:乗り換え前の「お試し」として電波を実地テストする
デュアルSIMには、もう一つ見落とされがちな使い方があります。それは「本格的に乗り換える前に、楽天モバイルの電波を自分の生活圏で試す」という使い方です。
エリアマップ上は対応していても、実際に電波が届くかどうかは建物の構造や地形によって変わります。自宅の奥の部屋、職場のフロア、通勤経路の地下区間など、実際に生活する場所で試してみないと分からない部分は少なくありません。
デュアルSIMなら、メインキャリアを残したまま楽天モバイルを追加できるため、電波が期待どおりでなかった場合もメイン回線で通常どおり生活できます。いきなり単独で乗り換えるより、失敗したときの影響を小さく抑えられるのがこの方法の利点です。実際に数週間使ってみて納得できたら、メイン回線側をMNPで乗り換える、という段階を踏んだ移行もできます。
▲ 運営者(楽天社員)が制作した解説動画。デュアルSIMで契約前に電波を実地テストする方法を動画でも解説しています。
なお、この使い方をする場合はデータ通信の主回線をどちらにするかの設定を切り替えながら試すことになります。設定手順は次の章で解説します。
デュアルSIM設定の基本手順
設定方法はOSによって異なりますが、SIMの役割(データ通信・通話・SMSをどちらのSIMで行うか)を端末設定から指定するのが基本です。
iPhoneの場合
- 「設定」→「モバイル通信」を開く
- 登録済みのSIM(または「モバイルプランを追加」でeSIMを追加)を確認
- 「デフォルトの音声回線」「デフォルトのデータ通信回線」「iMessage/FaceTime」の回線を個別に設定
- アプリや通話ごとに回線を切り替えたい場合は、通話画面・メッセージ画面で都度選択可能
Androidの場合
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開く
- 各SIMを有効化し、データ通信・通話・SMSに使うSIMを指定
- 端末によっては「SIM設定」「デュアルSIM設定」などの名称が異なるため、メーカーのサポートページも参照すると確実
楽天モバイルの料金と申込みのポイント
楽天モバイルの料金プラン「Rakuten最強プラン」は、データ利用量に応じた3段階制です。
| データ利用量 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 〜3GB | 1,078円 |
| 3GB〜20GB | 2,178円 |
| 20GB〜無制限 | 3,278円 |
国内通話はRakuten Linkアプリ使用時に無料となります。シンプルな料金体系なので、デュアルSIMのサブ回線としてコスト計算がしやすいのも特徴です。
詳しい料金の内訳は公式料金ページで確認できます。
ポイント還元でさらにお得に
楽天モバイルは楽天ポイントと連携しており、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象にもなっています。楽天モバイル契約者はSPUが+4倍となり、楽天カードでの支払いや楽天市場での買い物時にポイントが加算されるため、楽天経済圏を