格安SIM選びで迷ったら、まず3つを比べよう
格安SIMを選ぶとき、mineo・IIJmio・楽天モバイルの3社は特によく名前が挙がります。それぞれ料金体系や回線品質、キャンペーン内容が異なるため、自分の使い方に合ったサービスを選ぶことが大切です。
この記事では2026年最新情報をもとに、3社の料金・速度・エリア・キャンペーン特典を比較し、どのサービスがどんな人に向いているかをわかりやすく解説します。
料金プランの比較
mineo|柔軟なプラン設計が魅力のMVNO
mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応したMVNOです。音声通話付きの「マイピタ(デュアルタイプ)」は次の5段階です。
| データ量 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 3GB | 1,298円 |
| 7GB | 1,518円 |
| 15GB | 1,958円 |
| 30GB | 2,178円 |
| 50GB | 2,948円 |
余ったデータは翌月に繰り越せます。なお2025年11月26日にデータ容量が増量され、従来の1GB・5GB・10GB・20GBから現在の3GB・7GB・15GB・30GBに変わりました。月額料金は据え置きです。
特徴的なのはパケット放題Plusやマイピタなど独自オプションの豊富さ。フリータンクと呼ばれる会員間のパケットシェア機能もあり、余ったデータを他ユーザーと融通し合える点がユニークです。ライトユーザーや家族でうまくデータを使い回したい人に向いています。
IIJmio|低価格帯で安定感のある老舗MVNO
IIJmioはMVNO老舗として知名度が高く、音声SIMの「ギガプラン」は2GBから55GBまで8段階が揃っています。
| データ量 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 2GB | 850円 |
| 5GB | 950円 |
| 10GB | 1,400円 |
| 15GB | 1,600円 |
| 25GB | 2,000円 |
| 35GB | 2,400円 |
| 45GB | 3,300円 |
| 55GB | 3,900円 |
3社の中では小〜中容量帯の価格が最も低く、容量の刻みも細かいのが特徴です。
eSIMへの対応や、音声通話SIM・データSIM・SMS SIMといった種類の豊富さも特徴です。通信品質は安定していると評判で、自宅や職場など限られた場所でWi-Fiを併用しながら使う人に適しています。
楽天モバイル|使った分だけ支払う段階制、最大でも月3,278円でデータ無制限
楽天モバイルは3社の中で唯一、データ無制限を単一プランで提供しています。料金は使ったデータ量に応じた段階制で、3GBまでは月1,078円(税込)、3〜20GBは月2,178円(税込)、20GB超〜無制限は月3,278円(税込)です。どれだけ使っても月3,278円を超える追加料金は発生しません(料金プランの詳細は公式ページで確認できます)。
他2社との大きな違いは「自社回線を持つキャリア」である点です。MVNOではないため、昼間の混雑時間帯でも速度制限がかかりにくく、安定した通信速度が期待できます。動画視聴やテザリングをよく使うヘビーユーザーには、最もコストパフォーマンスが高い選択肢です。
なお、2025年4月1日以降に申し込んだ場合、1年以内に解約すると最大1,078円(税込)の解約手数料が発生します。1年経過後は無料で解約できます。
月のデータ量別|いちばん安いのはどれ?
その月に使う量が収まるいちばん小さい容量(mineoはマイピタ、IIJmioはギガプランの音声SIM)を選んだ場合で、3社を並べました。
▲ いちばん安い会社の目安(幅は実際のGB数の比率ではありません)
| 月のデータ量 | mineo(マイピタ) | IIJmio(ギガプラン) | 楽天モバイル | いちばん安い |
|---|---|---|---|---|
| 〜2GB | 1,298円(3GB) | 850円(2GB) | 1,078円 | IIJmio |
| 2GB超〜3GB | 1,298円(3GB) | 950円(5GB) | 1,078円 | IIJmio |
| 3GB超〜5GB | 1,518円(7GB) | 950円(5GB) | 2,178円 | IIJmio |
| 5GB超〜7GB | 1,518円(7GB) | 1,400円(10GB) | 2,178円 | IIJmio |
| 7GB超〜10GB | 1,958円(15GB) | 1,400円(10GB) | 2,178円 | IIJmio |
| 10GB超〜15GB | 1,958円(15GB) | 1,600円(15GB) | 2,178円 | IIJmio |
| 15GB超〜20GB | 2,178円(30GB) | 2,000円(25GB) | 2,178円 | IIJmio |
| 20GB超〜25GB | 2,178円(30GB) | 2,000円(25GB) | 3,278円 | IIJmio |
| 25GB超〜30GB | 2,178円(30GB) | 2,400円(35GB) | 3,278円 | mineo |
| 30GB超〜35GB | 2,948円(50GB) | 2,400円(35GB) | 3,278円 | IIJmio |
| 35GB超〜50GB | 2,948円(50GB) | 3,300〜3,900円(45〜55GB) | 3,278円 | mineo |
| 50GB超〜55GB | 50GBが上限 | 3,900円(55GB) | 3,278円(無制限) | 楽天 |
| 55GB超 | 50GBが上限 | 55GBが上限 | 3,278円(無制限) | 楽天 |
※料金はいずれも税込の月額基本料金(2026年10月12日時点の各社公式サイト・公式発表)。mineo・IIJmioは割引やオプションを含みません。通話料は別です。
基本料金だけで比べると、25GBまではIIJmio、25〜50GBはIIJmioとmineoが交互に最安で、楽天モバイルがいちばん安くなるのは50GBを超えたときです。3GBまでなら、楽天モバイル(1,078円)はmineo(1,298円)より安く、IIJmioとの差は128〜228円です。
ただし、この表は月額基本料金だけを並べたものです。実際の負担を比べるときは次の3点も見る必要があります。
- 通話料:楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料です。mineo・IIJmioは通話が従量課金で、かけ放題は有料オプションになります。毎月30分電話するだけでも差が出ます
- 速度:後述のとおり、MVNOは昼や夕方の混雑時間帯に速度が落ちやすい構造です。楽天モバイルは自社回線のため、この影響を受けにくくなっています
- 上限の有無:楽天モバイルは20GBを超えると3,278円で頭打ちになり、そこから先はいくら使っても金額が変わりません。MVNOは容量を超えると速度制限がかかるか、上位プランへの変更が必要です
「毎月のデータ量が安定していて、昼の速度低下を許容できる」ならMVNOが安く済みます。「月によって使う量が変わる」「通話もする」「速度が落ちると困る」なら、楽天モバイルの上限付き無制限のほうが読みやすい選択になります。
回線エリア・速度の比較
MVNOとキャリアの根本的な違い
mineoとIIJmioはMVNO(仮想移動体通信事業者)です。つまり、ドコモやauなどの大手キャリア回線を借りてサービスを提供しています。物理的なエリアは各キャリアに準じるため広さは確保されていますが、昼の12時台や夕方の混雑時間帯は回線を多くのユーザーで共有するため速度が落ちやすい傾向があります。
楽天モバイルは自社で4G/5G回線を展開しています。エリアは都市部を中心にほぼ全国をカバーしており、最新のエリア状況は公式サービスエリアマップで確認できます。郊外や山間部ではまだ課題が残るケースもあるため、自分のよく使うエリアを事前に確認しておくと安心です。
キャンペーン・特典の比較
mineoとIIJmioのキャンペーン
mineoは初月無料や端末セット割引など、時期によって異なるキャンペーンを実施しています。IIJmioも乗り換え時の初期費用割引や、端末の大幅割引セールを定期的に行っています。どちらも「安く端末を手に入れたい」場合に特典が活きることが多いです。
楽天モバイル|社員紹介で最大14,000ポイント獲得
楽天モバイルは通常キャンペーンに加えて、社員紹介キャンペーンという独自の特典制度があります(紹介キャンペーンの公式ページ)。
社員紹介リンク経由で申し込んだ場合の特典は以下の通りです。
| 申込み種別 | 通常キャンペーン | 社員紹介キャンペーン |
|---|---|---|
| MNP乗り換え | 13,000pt | 14,000pt |
| 新規申込み | 12,000pt | 13,000pt |
社員紹介は通常キャンペーンより1,000ポイント多くもらえます。さらに社員紹介限定の特徴として、再契約・2回線目も対象になる点があります。通常の友達紹介キャンペーンでは対象外となるケースが多いため、この点は大きな差別化ポイントです。
なお、付与されるポイントは期間限定ポイントです。有効期限は進呈日を含めて6カ月のため、楽天市場での買い物や楽天ペイなどへの活用計画をあらかじめ立てておくことをおすすめします。ポイントの詳細は楽天モバイル公式のポイントページでも確認できます。
ポイントの進呈スケジュールは、紹介URLにログインした月の4ヶ月後から3ヶ月間に分割して付与されます。内訳は以下の通りです。
| 申込み種別 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| MNP乗り換え | 5,000pt | 5,000pt | 4,000pt | 14,000pt |
| 新規申込み | 5,000pt | 4,000pt | 4,000pt | 13,000pt |
申込みの主な条件
- 2026年3月2日以降の申込みは、Rakuten Linkアプリで10秒以上の通話が必須(データタイプは通話条件不要)
- ポイントは紹介URLにログインした月の4ヶ月後から3ヶ月間に分割して進呈
- 最大5回線まで対象
Rakuten Linkアプリは発着信の通話を無料で利用できるアプリで、特典条件以外にも通話コスト削減に役立ちます。詳細はRakuten Link公式ページを参照してください。
3社の向き・不向きまとめ
3サービスをシンプルに整理すると、以下のようになります。
mineoがおすすめな人
- 月のデータ使用量が少ない(5GB以下)
- ドコモ・au・ソフトバンクの特定回線を使いたい
- パケットシェア機能を活用したい
IIJmioがおすすめな人
- とにかく月額を安く抑えたい(少容量プラン)
- eSIMを使いたい
- 通信の安定性を重視する
楽天モバイルがおすすめな人
- データを無制限で使いたい
- 楽天経済圏をすでに利用している(楽天モバイル契約で楽天市場のSPUが+4倍になります)
- MNP乗り換えで大きなポイント特典を得たい
- 少量しか使わない月は自動的に安くなる段階制料金がいい
楽天モバイルはデータ無制限でも月3,278円、3GBまでなら月1,078円という段階制の明確な強みがあり、特にスマホをよく使う人や楽天サービスをすでに活用している人には費用対効果が高い選択肢です。
また、Y!mobileや他のキャリアとの比較も気になる方には、各社の強みの違いを詳しくまとめた記事も参考にしてみてください。
楽天モバイルへ乗り換えを検討しているなら
楽天モバイルへのMNP乗り換え手順は公式の乗り換えページでステップごとに確認できます。手続きはオンラインで完結でき、最短当日に開通可能です。
社員紹介キャンペーンを利用すると、通常より1,000ポイント多い最大14,000ポイントを受け取れます。再契約や2回線目でも適用される点は、社員紹介ならではのメリットです。
社員紹介の安全性や詳しい仕組みが気になる方は、社員紹介キャンペーンの安全性と公式確認方法を先に確認しておくと安心です。
乗り換えを検討しているなら、以下の社員紹介リンクから申し込むと最大14,000ポイントを受け取れます。
👉 社員紹介リンクから楽天モバイルに申し込む(MNP: 14,000pt / 新規: 13,000pt)
よくある質問
Q. mineo・IIJmio・楽天モバイルの中で最もデータ容量が大きいプランはどれですか?
A. 楽天モバイルは月3,278円(税込)でデータ無制限のため、ヘビーユーザーには最もコストパフォーマンスが高い選択肢です。3GBまでなら月1,078円(税込)から利用でき、使った分だけ支払う段階制です。mineoやIIJmioはデータ量に応じた段階制プランが中心で、大容量になるほど料金が上がります。
Q. 楽天モバイルの社員紹介キャンペーンは通常キャンペーンと何が違いますか?
A. 社員紹介経由ではMNP乗り換えで14,000ポイント、新規申込みで13,000ポイントが付与されます。通常キャンペーンはMNP13,000pt・新規12,000ptのため、社員紹介の方が1,000ポイント多く受け取れます。さらに社員紹介では再契約・2回線目も対象になる点が、通常の紹介キャンペーンとの大きな違いです(紹介キャンペーン詳細)。